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一陸特の試験勉強

2015年12月19日

第一級陸上特殊無線技士の国試の勉強をしています。無線工学はアマチュア無線技士とは重なる部分があまりないので、たいへんです。とくに困るのがインピーダンスの計算とデシベルの計算。

インピーダンスは電気回路の学習の中でキモ中のキモではあるのですが、われわれ非専門家には手強い分野です。

また、デシベルの計算については電子工学そのものというよりも受験テクニックなのですが。

たとえば、利得に関する対数計算で、6[dB]とか3[dB]の真数を求めなければならないものがあります。この場合、問題文にはたいてい

 log2 = 0.3 とせよ(自然対数)

と書いてあります。

肝心の問題は、たとえば、

 6 = 10logx

となる x を求めるものです。

 対数の定義から書き直すと、

 10x = 0.6

となる x を求めるわけです。まともに計算してもできるわけがない。

このようにします。

 10(log4)
 = 10(log2 + log2)
 = 10(0.3 + 0.3)
 = 6

よって

 6[dB] = 4(真数)

これを見たとき、何が何だかわかりませんでした。 解答は多肢選択式なので、経過式は書かなくて良いのですが。

こんな感じで、苦労しております。

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