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加波山神社

2018年11月11日

加波山神社は加波山山頂に位置する神社で、麓に拝殿としての里宮があります。里宮は真壁側と八郷側にありますが、今回は真壁側に行ってきました。 極めて新しい建物です。

加波山神社拝殿

「加波山神社建立の由来」という記念碑がありました。著者は「武田敏夫(竜斉大天狗)」とあります。「私が三十三歳の時、初めて神々の降臨があり、その命令に依り」云々と、危ないことが書いてあります。要は、この人と加波山との関わりを述べているのみで、この人が神社を一から作ったわけではありません。ご本人は箱根のほうの所属のようです。

もともと加波山神社は江戸時代までは真言宗の寺院で、建立されたのは9世紀以前のようです。

加波山神社建立の由来

なお、こんな立て札がありました。下のほうに「昨今、当神社の社名を不当に使い参拝者を惑わす神社がありますので注意してください。(法務省)」

おそらくここに書かれている神社とは加波山三枝祇神社(さえなづみじんじゃ)のことです。この神社も山頂にあり、拝殿が真壁地区にあります。「法務省」があえてこんな事を言うとは考えられないので、加波山神社が書いたものでしょう。

寄進をした人たちの住所は小田原市、沼津市、大磯町、南足柄市、などとなっています。

とにかく、不思議な神社でした。


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