ついにこの日が来ました。靖国神社でコンサートの無事をお祈りしたあと、家内と二人で武道館に向かいました。
メンバーです。
私が好きなネイザン・イーストが参加しています。また、舞台上手のキーボードがクリス・ステイントンですが、この人はウィントン・マルサリスとクラプトンが共演したときにもキーボードを演っていました。
そして、セットリストは以下のとおりでした。
演奏自体はもう何も言うことはありません。クラプトンがとてものびのび演っていた感じがよく伝わってきました。74歳になりますが、もちろんテクニックの衰えは全くなし。むしろ上手になったという観客もいたくらいです。
また、今回の選曲もそうですが、クラプトンのブルースへの愛が強く感じられました。以前より様々なブルースミュージシャンと共演していますが、彼の演奏テクニックはブルースとの相性が抜群なのです。まったく類まれな才能です。
ドラムスのソニー・エモリーは多くのジャズミュージシャンと共演してきた実力者です。スティーブ・ガッドとはまた違う持ち味のある人ですが、完璧な演奏でした。
ネイザン・イーストもいぶし銀のプレイを見せてくれました。この人は本当に楽しそうに演奏しますね。ボーカルも上手なので今回もバックボーカルを兼ねていました。
素晴らしいことづくめのコンサートでしたが、ひとつだけ。
1時間45分はあまりにも短すぎます。できればアンコールを含めて2時間半ぐらい演ってほしかったところです。まあ、物足りないぐらいがちょうどいい、ということも言えますが。でも、AKB48の劇場公演よりも短いのは残念だなあ(笑)