研究生による公演です。2月についで2回目でした。
出演メンバーは以下のとおりです。
そして、セットリストは次のようでした。
全体的に研究生のレベルが上ったと感じました。パフォーマンスも、MCもです。
パフォーマンスは見ればすぐわかりますが、MCについてはおやっと思ったことがありました。喋りがぐずぐずになってしまうさきぽんが、きちんと自己紹介ができていたのです。さらにひとりひとりの自己紹介を見ていると、スベっても無理やり終わらせて笑いを取るということを実践していて、それがまた適切でした。曲間のMCでもみんな話す内容がはっきりとしていて、安心して聞くことができました。これは大きな進歩ではないでしょうか。
今回気になったメンバーです。
小林蘭さん
私の中での若手イチ推し。連休中にはじめて握手会に行ってとても爽やかな印象を受けましたが、改めてパフォーマンスを見るとその性格がにじみ出ていて気持ちの良いダンスをしていました。MCもばっちりでした。
佐藤美波さん
とんでもないキラキラオーラがあります。ルックスもいいですが、そのうえパフォーマンス中の表現の仕方が上手なので、なんで正規メンバーにならないのかなと不思議に思いました。選抜に入れる素質があると感じました。
石渡星南さん
体は小さいですが元気いっぱいにパフォーマンスをして、その小ささをきれいにカバーしています。おそらく影ではものすごく努力していることでしょう。垢抜けている感じもいいですね。他のグループにこういうメンバーがいたような気がします。誰だかちょっと思い出せませんが。
道枝咲さん
以前からMCのポンコツ感が拭えなかったのですが、格段に進歩しました。ダンスもイマイチなどと書かれているネット上の情報がありますが、私が見る限りそんなことはありません。古い情報に惑わされないようにしましょう。もともと美人なのですからパフォーマンスが良くなっていけば鬼に金棒です。
AKBグループはほかのアイドルグループと違うところがいろいろありますが、メンバーがバラエティ的な対応ができるところが特色の一つだと思います。握手会でもそのような能力が人気の元になります。またライブでもファンが喜ぶようなMCができることが場を盛り上げます。
「バラエティ的」というのは単に「面白さ、お笑い」だけを意味するのではありません。たとえば岡田奈々さんの過度の真面目さや、佐藤妃星さんの素人的な雰囲気もファンを楽しませるのに十分なものです。
今回の研究生公演ではメンバーのそういったバラエティ的対応力が伸びていることを感じさせられました。
今回もとても良い公演を観せてもらいました。NGT事件もあってAKBグループはもうだめではないかという声もありますが、若手の公演を観るとそんな心配は無用と感じます。これからも応援を続けていきたい思います。