私は Logic Pro X と VOCALOID4 および 5 を使って曲作りをしています。
数年前 Logic を使い始めたとき、なんてわかりにくいアプリケーションなのだろうと感じました。しかしわかりにくいなりに使い込んでいくと、やりたいことが極めて柔軟にできるものであると考えられるようになりました。今でも大変なのですが、「わかりにくい」という感じではなくなってきています。
しかし、VOCALID ははっきり言って「わかりにくい」アプリです。目的のことをおこなうのにどこをどうすればいいのかまったく見えてこないのです。おそらく機能の数は Logic より少ないであろうにもかかわらずです。
これはおそらく Mac と Windows の違いに由来します。Windows のアプリは MS-DOS の時代からベンダーがバラバラに作ってきました。単にインターフェースだけの問題ではなく、Windows 用のアプリは今でも考え方(もっともらしい言葉で言えば哲学)が統一されていないのです。この差は今後も埋めることは難しそうです。