相当動きが遅くなっていた家族のノートパソコン(Windows7)を新しいパソコン(Windows10)にしました。
新しいハードは HP ProBook 450 G6/CT Notebook PC 15.6型でメインメモリ16GB、補助記憶装置1GBのHDDです。DVDドライブは外付けです。
Windows7 から Windows10 への移行については標準の移行ツールは存在しません。サードパーティーのものならばあります。しかし今回はトラブルを避ける目的で、手作業で行うことにしました。
まずアプリケーションです。
ブラウザは Firefox をダウンロードしてインストールしました。ブックマークは旧機のFirefoxのものをHTML形式でエクスポートして新機で取り込みました。
メールクライアントは Thunderbird をインストールして設定しました。アカウント設定を正しく行なったにもかかわらず、最初はメールの送受信ができませんでした。受信メールを全くダウンロードしないし送信も行わないのです。にもかかわらずエラーメッセージも出ませんでした。これは翌日まで待ったところなぜか動くようになりました。
かな漢字変換は Google日本語入力をダウンロードしてインストール。日常使用にはこれで十分です。
にっくき Microsoft Office はやむなくプリインストールしてもらいました。
あとは iTunes をダウンロードしてインストール。データはミュージックフォルダ内のものをコピーして持ってきました。大部分のデーターは問題なく再生してくれました。ところがある曲(いまのところ1曲だけ)では再生時にApple IDとパスワードを要求されて、入力しても結局再生できなかったものがありました。
セキュリティーソフトは我が家ではもともと ESET を使っていたのでダウンロード、認証キーを使ってインストールしました。
データについては C:\Users\hogehoge 内にあるものをできる限りコピーしました。コピーに際して当初はネットワーク経由でと考えました。ESETがインストールされていない段階でおこなえば旧機から新機へ楽にコピーが行えると予想しました。実際やってみると接続は容易でしたが、Wi-Fiの電波が弱いせいか非常に時間がかかることがわかりました。そのため32GBのUSBメモリを使って移しました。
C:\Users\hogehoge\AppData もコピーすれば楽かなと思いましたが、何か問題になると嫌なのでコピーはしませんでした。
移行について大きなトラブルはありませんでしたが、あえてあげれば上記の Thunderbird の件と、Windows10 の起動があと一歩で中断してしまうことが何度かあったことです。これも翌日には直りました。