開演前の様子です。
めっちゃ盛り上がりましたよ。
まずはセットリストから。
KISS ARMY(ファンのことをこう呼ぶ)は最初から総立ち。コンサートは定番曲を中心にガンガン進んでいきました。AKBグループだとMCのときはファンは座るのですが、みんな立ちっぱなしでした。私はときどき座っていましたが。もちろん MC はポールが担当していましたが、簡単な英語なのに変な発音をするので聞き取りが困難でした。
KISS のパフォーマンスは丁寧で端正です。曲そのものも良い意味で教科書的であり、KISS の存在そのものがロックの標準と呼ぶべきものです。
途中ジーン・シモンズの火吹きと口から血がありましたが、距離が遠かったのでイマイチかな....そういう変なパフォーマンスなら指レンジャーのほうがインパクトがあったと思います(何と比較しとるんじゃ)
正味2時間の演奏のあと、すぐアンコールに。その時ポールが「私の friend、YOSHIKI が来てくれているよ」と説明。さらに大盛り上がりです。
まず YOSHIKI のピアノでエリックが「Beth」を披露。YOSHIKI は「Beth」を完璧に理解して弾いていることがよくわかりました。そして最後は YOSHIKI がドラムで加わって「Rock And Roll All Nite」で幕を閉じました。
KISS のワールドツアーは来年まで続くようですが、ジーン・シモンズはインタビューで「これが最後のツアーになる」と言っています。彼の年齢は70歳。健康に気をつけていればまだまだ活躍できるでしょう。私がこれまで行ったコンサートでもチック・コリア78歳、エリック・クラプトンやポール・マッカートニーも70を超えていました。演奏レベルは80歳までは維持できるはず。「最後」という言葉をいい意味で裏切ってほしいものです。