私にとって群馬県内未乗車の最後の路線、八高線に乗ってきました。
まず八王子に行くため新宿から中央線快速に乗ったのですが、日曜にもかかわらずガラガラした。八王子に到着して、ホームで待っていると、来ました。
ここに来る電車はほぼ川越行きです。まあ、そうなっている理由はなんとなく想像がつきます。
さて、いよいよ乗車。電車は人口の多い地域を進んでいきますのであまり田舎という感じではありませんでした。
40分足らずで高麗川。電車は川越線に入ってしまいますし、乗り換え待ちが1時間あるので途中下車しました。
駅舎は赤と白のツートンカラーになっています。これは古代にこのあたりに住んでいた高句麗人を意識して建てられたものです。付近には高麗神社があります。高句麗は7世紀おわりごろ滅亡しましたが、そのときに亡命してきた人々がこのあたりに住んだということです。
高麗川からはわずか2両編成のディーゼルカーに乗り換えです。車内には軽油の匂いが立ち込めています。
やはり車内はガラガラです。ワンマン運転なので無人駅で降りる客は1両目からということになります。列車は山の中に入っていき、少しの時間、登山電車のような雰囲気となりました。
しかしそんな風景も長くは続かず、山を降りてまた人の住むを走っていきました。もっとも八王子や反応の付近と違って、田畑がありました。
そして高麗川から1時間40分で高崎に到着です。ここでも座席はがらがらでした。新型コロナの影響はいつまで続くのでしょうか。
これで群馬県内のすべての鉄道に乗車しました。群馬の鉄道に最初に乗ったのはいつか?おそらく学生のときに各駅停車で新潟に行ったときか、やはり学生のときに只見線に乗って小出から上野まで戻ってきたときかのいずれかでしょう。あとは2017年からぼつぼつ乗り始め、やっときょう終了したわけです。
景色がよかった路線としてはやはり高崎線よりも西側にある路線。吾妻線・信越本線・上信電鉄でしょう。終点が山の中という共通点があります。