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「僕の太陽」公演

2022年1月23日

新年一発目の日記が遅くなってしまいました。申し訳ありません。今回の前に1月13日のAKB48のフレッシュコンサートがありましたが、これについては省略させていただきます。

今回はまた「僕の太陽」公演です。とても素晴らしい公演でした。まずメンバーが豪華でした。

豪華というのは単に村山・込山の両キャプテンがいる、というだけではありません。この公演にジャストフィットするメンバーが集まっているのです。

セットリストです。最後の新曲の披露はありませんでした。

  1. Dreamin' girls
  2. RUN RUN RUN
  3. 未来の果実
  4. ビバ!ハリケーン
  5. アイドルなんて呼ばないで(◎込山・石綿・佐藤妃・田北)
  6. 僕とジュリエットとジェットコースター(◎岡田梨・古川・村山)
  7. ヒグラシノコイ(田北・下口)
  8. 愛しさのdefense(◎佐藤妃・石綿・岡田梨)
  9. 向日葵(◎村山・古川・下口・込山)
  10. 竹内先輩
  11. そんなこんなわけで
  12. デジャビュ
  13. 夕陽を見ているか?
    アンコール
  14. Lay down
  15. BINGO!
  16. 僕の太陽
    卒業発表

印象に残ったメンバーを挙げてみます。

こみはるは「アイドルなんて呼ばないで」のセンターで見せつけてくれました。これは一種の賭けだったと思います。

なぜかと言うと、この曲にこみはるは合っていないから出ないだろうと予想したのです。というのは、曲の歌詞はアイドルになりきれない女の子の心情を歌ったものだからです。ですから、前田敦子さんや島崎遥香さんのようなちょっと引っ込み思案でコミュ力不足に見えるようなメンバーがセンターにぴったりなのです。こういう条件に当てはまるきぃちゃんが2016年のリバイバル公演でこのユニットに入っていたのは当然のことなのです。

しかしながらこみはるは正統派アイドルとして真正面からこの曲に取り組みました。そして彼女は力技でセンターを勤め上げました。私はこれは大変革新的なことだと感じました。そしてこみはるの実力に脱帽せざるを得ませんでした。

ゆいりーのパフォーマンスも際立っていました。ダンスと歌は正確無比。ただ、同じ正確無比でも岡田奈々さんとは対照的です。なぁちゃんは曲がるところは直角に曲がる。ゆいりーはなめらかな曲線で曲がる。あえて例えればそんな感じです。シアターの女神の名に恥じない安定感はAKB48グループいちでしょう。

しかも今回はハーフツインで出てくれました。ハーフツインといえば渡辺麻友さんが有名ですが、ゆいりーのもなかなかのものでした。彼女のサービス精神がうかがえました。

さて、私の推しのきぃちゃんは表情のちからが上がったようです。何といいますか、退廃的な表情です。曲は女性の心理をS女とM男のプレイに例えて歌ったものですが、もうこれは100点でしょう。ついでにもう一枚。こちらも文句なしです。それにしても毎回のことながら衣装がすごいですね。

歌で聴かせてくれたのはひななでした。ゴリラのパフォーマンスで知られる彼女ですが、実にパワフルで伸びやかな声で歌ってくれました。今まで何度もひななの公演は見ていましたが、こんなにいい声を持っているとは初めて知りました。

今回は最後になづなんの卒業発表がありました。彼女を見て実にしっかりした明るい感じの感じのお嬢さんだと思って感心していたのですが、この発表はまったくの不意打ちでした。私はいままで劇場公演で卒業発表を見たことがありませんでした。ファンとしてはノーマークの彼女でしたが、推しでなくとも複雑な気持ちになりました。例によって卒業の明確な理由は明かしませんでしたが、18歳なので進学ということも考えられます。芸能界にいてくれればこんなに嬉しいことはありませんが、本人の自己実現を応援するのがファンというものでしょう。

今回もかよよんがいてくれました。私が当選する公演にかよよんがよくいることは以前書いたとおりですが、彼女もいなくなってしまいます。中堅で公演を支えてくれるメンバーも、いつ卒業になるかわかりません。劇場はとにかくできるだけ多く見ておきたい、と改めて感じさせられた公演でした。


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