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[ FreeBSDの使用経験 ]

FreeBSDのパラレルワールド状態

2023年1月21日

今年になり、手持ちのマシン(eX.computer AeroMini MI3J-A64/T)の内蔵HDDを2TBから4TB(Western Digital)のものに置き換えて、FreeBSD 13.1-RELEASEをインストールしました。家庭内サーバーとして使おうとしたのです。サーバーアプリとしてはSambaを入れました。

再起動してまず一般ユーザーとしてログインしようとしたら、"Sorry" と言われました。まずここでえっ?となるじゃないですか。

/home ディレクトリを見ても自分のディレクトリはありません。いや、たしかに作ったはず....

インストール直後に自分のホームディレクトリに一時的に置いたテキストファイルはどこに行った?

そんな馬鹿な。夢でも見ているのかと思い、2〜3回マシンをリブートしたところ、ホームディレクトリもあって、そこに置いたファイルも存在していました。

また別の日にアクセスしても結果は同じ。最初は入れたはずのファイルが消えていて、1〜2回rebootするともとに戻る。あたかもサーバーが2台あって、場合によって入れ替わっているかの如くなのです。

確認として、ホームディレクトリに置いたファイルがある状態をA、ない状態をBとして、その各々で
# /usr/libexec/locate.updatedb
を実行してみました。

Aの状態のときはホームディレクトリに置いたテキストファイルファイル hosts、smb4.conf が locate コマンドによって検索され、Bの状態ではヒットしませんでした。

いったいこれはどういうことなのか。

HDDを入れ替える前との違いは以下のとおりです。

なおFreeBSDのバージョンは同じです。

重要なファイルをこのサーバーに置いてなくなったりしたら困るので、今のところは「カラ」の状態で放置してあります。解決策は見つかっていません。


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