[ Top > 日記 > 2024年 > 現在の記事 ]

「僕の太陽」公演 ー正鋳真優のことー

2024.04.07

今夜、「僕の太陽」の夜公演を観た。

佐藤妃星さんの卒業以来はじめてのAKB48劇場であった。彼女がいない「僕太」はどうなっているのだろう? そこにまず興味があった。そしてこれまで私は正鋳真優さんを本格的に推すか迷っているところだったので、今回の公演を観て判断しようと考えた。

今回もビンゴ運は悪く、最後から5巡目ぐらいだった。何とか上手の立ち見2列目になった。この劇場の構造は何とかならないか。

さて、今回のメンバーは次のとおりであった。

4曲目「ビバ!ハリケーン」でまず驚いた。DMMのアーカイブではあまり映っていないが、まさるのダンスがものすごく滑らかで綺麗なのである。もちろんキレもある。彼女が加入前にダンス経験があったのかどうかは知らないが、新体操でかなりのポジションまで行ったそうなので、身体による表現力はもともと高いのだろう。

まさるは自己紹介が後半だったので「アイドルなんて呼ばないで」には出ないことがわかった。ちょっと残念だったが、この気持ちは「僕とジュリエットとジェットコースター」で吹き飛んだ。ものすごいダンスを見せてくれたのである。

この曲はダンスが上手いメンバーが担当するのが普通である。だから市川愛美・湯本亜美・小林蘭などが出ていた。しかしまさるはとにかくレベルが格段に違うのである。今回は開始から2番目に歌うポジションであった。

彼女の魅力は飾らない人柄と率直なトークだと思っていたが、ダンスが強いというのは生で見るまで分からなかった。このへんはDMMでは感じ取ることができなかったが、映像メディアの限界だろう。プロなら映像経由で判断できるのかも知れないが、私は実物を観てはじめてダンスの質を理解した。

そしてまさるが「チームKに入りたかった」という理由が納得できた。AKB48の運営は一刻も早くチーム制を復活して、彼女をKに配置すべきである。

昔はダンスが上手すぎると「アイドルらしくない」と言われた。グループ初期に峯岸みなみさんが夏まゆみさんに怒られたことは有名だが、おかしな話である。峯岸さんのダンスの上手さをなぜ利用しなかったのかと思う。運営は初期の過ちを繰り返してはならない。


[ Top > 日記 > 2024年 > 現在の記事 ]