[ Top > 日記 > 2024年 > 現在の記事 ]

舞台「校臨エンプレス」Aチーム ー佐藤妃星のその後ー

2024.04.27

今夜は佐藤妃星さん主演の舞台を観てきた。場所は築地本願寺ブディストホール。

魔法女子高校という設定である。現時点ではストーリーは詳しく書けないが、最後の最後に伏線が回収されて感動的なエンディングで終わる構成となっている。だから、ほとんどの部分ではたわいないエピソードが続く(ように見える)。

今まできぃちゃんの演劇はいくつか観てきたが、今回がいちばん良かった。発声も、表情も、動きも、以前とは格段に違っていた。2019年の「ダンスレボリューション」でも「すごいなあ」とため息が出るほどだったのに、さらに進化していたのだ。とにかくAKB48時代のきぃちゃんとはまったく違う。そんな感じがした。

ただ、舞台終了後の特典会(1対1で演者と話すことができる、おしゃべり会みたいなもの)で向き合ったきぃちゃんは、AKB48時代と雰囲気は同じだったのでそこは安心した。まあ、ここでも少ししっかりした印象になっていたのは嬉しい変化だったが。

きぃちゃんはABK48時代にぱっとしなかったように見えるが、そんなことはない。彼女は年を追うごとに実力をつけていった。要はスロースターターなのだ。だが運営はそれを知ってか知らずか最後まで彼女を評価することがなかった。現在のメンバーで言えば佐藤美波が同じような感じだろう。速く進歩するのと深く進歩するのはまったく別なことなのである。

それにしても推しが芸能界に居続けてくれることがこんなに幸せなことだったのかと改めて感じた。彼女が卒業発表としたときは暗闇の底に突き落とされたような気がしたものである。

私は近日中にまた「僕の太陽」公演を観に行く。また正鋳真優さんが出演する公演だが、当然きぃちゃんはいない。2024年4月7日の感想では書かなかったが、「アイドルなんて呼ばないで」にあの見慣れた顔がないことは本当にショックだった。だが、きぃちゃんとひななちゃんが継承してさらに後輩たちに引き継がれた公演だ。推しの顔を思い出しながら観ることになるだろう。佐藤妃星推しは当分辞められそうにない。


[ Top > 日記 > 2024年 > 現在の記事 ]