念願だった渕上舞さんのライブに行ってきました。本来なら2019年の2ndライブに行けるはずだったのですが(チケットも取ってありました)、指原莉乃さんの卒業コンサートと同日時間だったので行けなかったのです。申込締切の関係で、両方申し込んでおく必要がありました。
渕上舞さんは私がAKB48グループを推すきっかけになった人のひとりです(その詳細は2015年5月10日の記事に記しました)。ですから、いちどはコンサートを見て置かなければならないと常々考えていました。
さて、場所は中野サンプラザホールでした。学生の頃中野に来た記憶がありますが、サンプラザは初めてでした。
開場まで時間があったので近くを散歩してみたところ、隣の中の区役所前に「犬屋敷」のモニュメントがありました。
正式には「犬小屋」と呼ばれ、徳川綱吉の「生類憐れみの令」に基づいた野犬の養育施設です。しかし綱吉の意図とは裏腹に、結局は迷惑な野犬の収容施設となっていったようです。ここに10万頭以上の犬が集まったとされています。
中野は今でこそ市街地ですが、綱吉の時代は青梅街道の宿場町に過ぎず、犬を収容する土地はいくらでもあったことでしょう。
さて本題のコンサートです。ステージは星をかたどったセットで、きらびやかでした。
セットリストです。
基本的にはアルバム「HOSHIZORA」からですが、以下の曲は別です。 「TRΛNSMISSION」はアルバム「~TRΛNSMISSION~」から、「Dive Into Emotion」は「Love Summer!」のカップリング、シングル「操り人形クーデター」のカップリングが「追想Colors」。「お休みのワルツ」と「フラミンゴディスコ」はアルバム「Fly High Myway!」からです。
渕上舞さんの歌の巧さはいまさら説明するまでもありません。それにしても難しい曲を次々に歌いこなしていく姿には驚きました。曲が難しいのはCDを聴いてもわかるのですが、実際に目の前で歌われると「こいつはバケモノだ」と感じました。「アイドルの衣装を着たロックシンガー」という言い方が私にはぴったりきます。どちらかといえば声優よりも歌手であってほしいとすら思ってしまいます。
よく似たタイプとしては本人も影響を受けた水樹奈々さんがいますが、無理に水樹さんのようになる必要もないでしょう。渕上さんは渕上さんとしての個性をすでに確立していると感じています。
本人がポーズを取ってくれる撮影可能タイムがありました。今回は座席が遠くあまりうまく行きませんでした。AKB48グループのようにできれば通路まで来て歌ってもらえれば、と思いました。でも一人だと広い会場は難しいですね。
動画も撮らせていただきました。
こんな世の中でもコンサートを中止せず開いてくれて、渕上さんとLantis、そのほか関係者の皆様に感謝です。翌日は緊急事態宣言なのでギリギリセーフでした。
5月28日、声優の渕上舞さんとHKT48の渕上舞さんとでネットラジオの放送があります。これは楽しみです。